南海トラフ巨大地震により甚大な被害が出ると予想される和歌山県において、被害を減少させ早期に復旧させるためには、被災地への情報伝達手段の確保が欠かせない。東日本大震災をはじめ近年の大規模災害で、その有用性が指摘されたのはラジオ放送であり臨時災害FM局は、発災時に速やかに被災地へ命を守る情報提供が可能となります。
本防災フォーラムは、このラジオ放送や臨時災害FM局の必要性などについて周知し、県民の関心を高め意識向上を図ることを目的として実施するものです。
【日 時】 平成30年2月10日(土) 14:00~17:00(13:30開場)
【場 所】 海南市役所3階会議室(〒642-8501 海南市南赤坂11番地)
【参加費】 無料(事前にお申込みください)
プログラム
開会挨拶(14:00~14:05)
中川 優(WIDA会長)
基調講演(14:05~14:45)
『災害FMの可能性と課題~東日本大震災調査より』
村上圭子 氏 (NHK放送文化研究所主任研究員)
『熊本地震でラジオはこう発信した』
村上隆二 氏 (プラスワン代表 ラジオDJ・ディレクター)
休憩(14:45~15:00)
パネルディスカッション(15:00~17:00)
司 会 伊藤 宏氏(和歌山信愛女子短期大学教授)
パネリスト 神出政巳氏(海南市長)
高宮正純氏(近畿総合通信局放送部放送課長)
村上圭子氏
村上隆二氏
※実験放送のお知らせ
フォーラムに先立ち、市役所内の仮設スタジオから臨時災害FM局の実験放送を行います。
▽放送時間 10時~12時
▽放送エリア 海南市とその周辺
▽周波数 79.5メガヘルツ
放送エリアの住民の方に聴いていただき、どこまで電波が届くか視聴調査を行うなど、実際の災害時を想定した放送局開設運営訓練です。ご協力をお願いします。
視聴調査アンケートフォームはこちらから: https://goo.gl/forms/Mwdx07DomGNxA1E43 |
【主 催】 和歌山県情報化推進協議会(WIDA)
【共 催】 海南市
【後 援】 総務省近畿総合通信局
※申請中を含む
講師のご紹介
村上 圭子 氏
NHK放送文化研究所 メディア研究部主任研究員
1992年NHK入局。報道局でディレクターとして『NHKスペシャル』『クローズアップ現代』等を担当、ラジオセンターを経て現職。放送通信融合時代のテレビ・放送の今後のありかた、災害情報から見る新たな情報環境と社会(ビッグデータ・臨時災害放送局・V-Lowマルチメディア放送等)、政策意思決定プロセスにおける新たな討議空間とメディアなどについて取材・研究を進めている。
村上 隆二 氏
プラスワン代表 ラジオDJ、ディレクター、防災士
1996年NBCラジオ佐賀を退職後、個人事務所「プラスワン」を設立。現在はRKKラジオ、FMKエフエム熊本、FM791熊本シティエフエム、FMしまばら、FMたんと、NHKラジオ第一でレギュラー番組を持つ。また、コミュニティFMの開局支援や再生業務も行う。2006年に防災士取得、九州の放送関係者では最初。
申し込み・問い合わせ先
和歌山県情報化推進協議会事務局
(和歌山市橋丁23番地 N4ビル1F NPO法人 市民の力わかやま内)
TEL/FAX : 073-428-2688
E-mail:info@wida.jp
(和歌山市橋丁23番地 N4ビル1F NPO法人 市民の力わかやま内)
TEL/FAX : 073-428-2688
E-mail:info@wida.jp
お申込みは、お名前(ふりがな)、企業・団体名(個人の方はお住まいの市町村名)、電話番号を記入のうえ、
FAXまたはEメールでお申し込みください。
こちらからも申し込みできます。 申し込みフォームへ>>(終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。)
お申込み締切:2018年2月9日(金)12:00まで
FAXまたはEメールでお申し込みください。
お申込み締切:2018年2月9日(金)12:00まで