8月26日、和歌山県・和歌山大学の主催により、「わかやま地域データ活用セミナー2017」が、和歌山県JAビルにおいて開催されました。
地域活動やボランティア活動は、身の回りにある色々な「地域データ」を活用することで、より効果的・効率的にすすめることができます。
このセミナーは、地域データの集め方や活用方法について学習することを目的に開催され、行政関係者、一般、大学生など46名の参加者がありました。
※「地域データ」とは、公的機関や民間企業のホームページのほか、個人のSNSなどで公開されている、地域に関する様々な情報のことです。
【日 時】 平成29年8月26日(土) 13:00~16:30
【場 所】 和歌山県JAビル(和歌山市美園町5丁目)
【主 催】 和歌山県・和歌山大学
【協 賛】 和歌山県情報化推進協議会(WIDA)
プログラム
講演「データから見えるまちの経済」
講師: 岡山大学大学院社会文化科学研究科教授 中村良平 氏
行政をはじめオープンにされているさまざまな地域データの見方、活用の仕方について解説し、それらのデータから読み取るだけでなく、実際にその地域で感じることも大切と話してくださいました。
続いて、和歌山大学システム工学部 満田成紀准教授による地域データ活用ワークショップでは、いくつかのグループに分かれて活動しました。
グループ1:「まち歩きグループ」
まずは会場周辺の美園商店街などを歩いて、その後、気づいたこと、感じたことを意見交換しながら、地域のためのデータ利活用についてアイディアをまとめます。
グループ2:「データ活用グループ」
DATA.GO.JPやRESASなど地域データサイトで利用可能な地域データがどのようなものかを見てから、その活用方法をアイデアソン形式でまとめます。
グループ3:「マッピンググループ」
午前中にまち歩きで集めておいたデータを、オープンな地理情報データベースや記事共有システムに登録することで、地域のデータを世界中で共有できるようにします。
データ登録ツール(JOSM)の操作説明のあと、実際にOpenStreetMapにデータを登録しました。
各グループの取組結果発表
最後に各グループの代表が、今日一日の取り組みの成果を報告しました。